ブルゴーニュの名門が造り上げる高品質なアリゴテ
カクテルの「キール」で世に広まったワインとして知られる『アリゴテ』。
ブルゴーニュのシャルドネの陰に隠れていましたが近年注目度の高い品種で、その品質の高さに驚くワインが多数生まれています。
ファビアン・コシュは1940年創設のムルソーでは老舗の造り手です。永年にわたりムルソーでのワイン生産者の組合で要職を務め、今やこの地になくてはならない存在として確固たる地位を築き上げました。
また、コシュ・デュリー、ジャン・マルク・ルーロは、ファビアンの従兄弟にあたるという名門です。
現在、約12ha弱、28のアペラシオンを生産するコート・ド・ボーヌを知り尽くすファビアンは約40の区画を所有し、その全ての区画をオーガニックで栽培しています。
酸化防止のために極少量のSO2を入れる以外には添加物は一切なく、ワインのアロマをキープするために瓶詰時にはコラージュもフィルターも使用しません。
s ブルゴーニュワインの品質・個性を最も忠実に表現することのできる造り手のひとりです。熟成時に小樽を使用することで、凝縮した果実味を生み出しています。

酸味が織りなすマリアージュ
レモンとバターを使った料理のマッチングが期待できます。調理法では「ムニエル」が代表格です。
日本料理の天ぷらとのマッチングも素晴らしく出汁の旨みと相まって口の中を至福で満たしてくれます。

ワインラバーを魅了し続ける産地
ワインの王と称えられるブルゴーニュワイン。世界規模でも2％程しか存在しないといわれる石灰質の土壌からエレガントなワインが生み出されます。
コート・ドール（黄金の丘）の名を持つこのワイン産地は世界最高のワイン「ロマネ・コンティ」が代表格ですが、この地で造られるワインはやはり他を圧倒する存在感に溢れています。
ワインのスタイルとしてはブレンドを行わないモノ・セパージュ（単一品種）のワイン造り。それだけに造り手やヴィンテージの個性がワインに顕著に現れます。
常に一期一会のワインを生み出し続ける世界を代表するワインの銘醸地がブルゴーニュです。