ヨーグルトだけでなくワイン産地としても躍進中
バルカン山脈の南側に広がる、ブルガリア南部の広域な産地。
東部は穏やかな大陸性気候で、カベルネ・ソーヴィニヨンやカベルネ・フラン、プティ・ヴェルドなどのボルドー系品種が栽培されています。
西部は土着品種マヴルッドの故郷としても知られる古くからの産地です。
バルカン山脈がロシアの平原から吹き抜ける寒い風をブロックするため、温暖で適度な降雨量もあり、黒ブドウの生産が盛んです。
南部は地中海の影響を受け、冬は温暖で夏は暑く乾燥する地中海性気候で、オーガニック栽培を可能にしています。
大規模な投資も多数入りこれからが期待される産地です。