法王のワインを5千円以下で
法王のワインとして知られるシャトー・ヌフ・デュ・パプ。王道を感じるボトルデザインも大きな魅力の一つです。
オーク樽による熟成と抜群のブレンドによって複雑な味わいと共に余韻まで楽しめる仕上がりにファンが絶えません。
高額で中々に手を出すのをためらってしまうシャトー・ヌフ・デュ・パプですが、こちらは5000円以下で楽しめる秀逸な1本。
13もの品種のブレンドと多くの造り手がいる中で選び抜かれた、高いレベルでのコストパフォーマンスを実現している貴重な存在です。

旨味とスパイスとのマッチング
スパイシーで果実の旨味が詰まったワインは赤身肉の煮込み（ビーフシチューや猪鍋等）、香辛料をたっぷりと使ったスペアリブや中華料理など多様な料理マッチングが可能なのもヌフ・デュ・パプの強さです。

偉大なワインを多数輩出するコート・デュ・ローヌ地方
　シャトーヌフ・デュ・パプ最古の地所のひとつ。30haに及ぶ広大なブドウ畑を所有し、テロワールに適した13種の品種を栽培。
　ブドウの樹齢はどれも35年程度、収穫は全て手摘みで行われます。厳しく選別され、発酵温度は28-30度、一ヶ月近くは丁寧にポンピングオーバーされ、これによりシャトーヌフ・デュ・パプらしいダークルビーの深みのある色合いを実現しています。
　　 この地方に流れるローヌ川はフランスでも最も流れの早い川です。川の流れと共に週に数回吹き付ける「ミストラル」という風がこの地のワインならではの凝縮感と充実感を生み出します。様々なお料理とのマッチングに優れ、ワインを料理のスパイスの一つとして楽しむことができるのもこの地のワインの魅力です。
　 渓谷沿いにある美しきエルミタージュの丘や、かつては法王庁があり神聖で歴史のあるフランスを代表するワイン産地です。